誰もがタンパク質≒卵と思うくらいに筋トレをしている方は積極的に卵を食べる方も多いのではないでしょうか。
今回は「筋肉と卵の関係」についてまとめました。
筋肥大をするためには、全卵の方が良いのか、白身の方が良いのか気になりますよね。
白身だけ摂取して、黄身は捨てるという方は「黄身は脂質などの余分な栄養」だからという理由で捨ててると思います。
もちろん、白身はほぼ全て「タンパク質」ですが、黄身は黄身で筋肉を合成させる重要な成分があるのです!
(ぶっちゃけ黄身がないと正直不味い…
卵黄の成分に注目!
黄身には脂質の他に「ビタミン」や「食物繊維」など全ての栄養素が含まれています。
タンパク質と一緒に摂ることで筋肥大を後押ししてくれるのです。
私たちの身体は、6割が水、2割がタンパク質、残りは炭水化物や脂質、ミネラルなどでできています。
その中でもタンパク質は、体内で筋肉や臓器、皮膚や髪、血液などの成分となります。
このタンパク質を生成するのが「アミノ酸」なのです。
そのうち人間の体内で合成できないために、食事から必要量をとらなければならないアミノ酸が9種類あります。
これらを「必須アミノ酸」といい、その他の体内で合成できるものを「非必須アミノ酸」といいます。
卵のたんぱく質は、この9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれているのです。
また、食品タンパク質の栄養価を科学的に示す方法として「アミノ酸スコア」があります。
人間の身体にとって理想とされる「必須アミノ酸の量」に対して、その食品に含まれている必須アミノ酸の割合を算出します。
全ての必須アミノ酸が必要とされる量を満たしている場合に、アミノ酸スコアは100になります。
つまり、アミノ酸スコアが100に近いほど、良質のタンパク質なのです。
実は「卵はアミノ酸スコアが100」です。
これらアミノ酸は、黄身に入っているため「全卵」でいただく方が絶対に良いです!
コスパ最強!
世間にはプロテインがあり、安価なものまで高価なものまで様々です。
もちろん、サプリメントから摂取するのは良いですが、一番は食事から摂ることです。
卵は1個あたり「12.4g」のタンパク質が摂取できると言われています。
スーパーの特売日によっては10個100円というほどに安いときがあります。
10個入りのパックを大体200円〜250円前後で買うことができます。
100g当たりで考えると「40円」で1つ12.4gのタンパク質が取れると考えると「非常にコスパが良い」のではないでしょうか!
コレステロールが気になる…
よく卵の取りすぎは「コレステロールがヤバい!」と聞きます。
わりと結構昔から言われていることでしょうが、最近では「食品からのコレステロール摂取」はあまり影響しないと言われています。
実は体内で生成されるものよりも、食事から摂取するものは3分の1から7分の1にしか過ぎないです。
したがって、それほど気にしなくて良いといえます。
しかし、コレステロールは遺伝や個人差が関係しています。
既に「コレステロール血栓」の方やご両親が「コレステロール血栓」という方は取りすぎには注意した方が良いです。
健康な人はそこまで気にせずに食べても問題ないです。
よく「1日2個まで」と言われていますが「ぶっちゃけ特に気にしなくて大丈夫」です。
以上、卵と筋肉の関係についてでした!