今から5年前、0知識からIT業界に就職をしました。
SIerだけに、新人研修の時にちょこっとプログラミング囓ってシステムエンジニア(プログラマー)として身売りされるのです。
詳しくは:IT業界の働き方「SES」について
IT業界の仕事としては「プログラミング」が全てではないです。
しかし、「エンジニア」を生業とするには少なからずコーディングの知識が必要となります。
だって、システムの構造を考える人が中身を知らなくて本当に任せて大丈夫なんですか?ってなりますよね。
これまでIT業界で仕事してきて思うことは、「名ばかりのエンジニア」が多すぎるということです。
いわゆるエンジニアを名乗ってるくせに作れない人が多いということです。
エリ狐も社会人2年目まで「作れないエンジニア」でした。
この記事はそんな5年前に悩んでいたエリ狐くんのために書き留めます。
真剣に向き合ったきっかけ
■1年目の冬のある日
担当していた開発が思うようにできずに、上司に別室に呼び出される。
当時は煮詰まってはググり〜を繰り返しており、残業もかなりしておりました。
※新人だったけれど、助けてくれる先輩がいませんでした
当時はショックで劇萎えしつつ、それでもグッと耐えていました。
できない自分に絶望しながら、胃がめちゃくちゃ痛かったけど…仕事にはちゃんと行っていました。
翌日はいつも通り出社して、その上司に挨拶をするのですが、成果が出ない自分に空返事だったことはわりと辛かったです。
悲しい気持ちもありながら、どこか心の奥底で「こいつをいつの日か見返す」という気持ちがありました。
できない自分が嫌で、土日は本でプログラミングを勉強していました。
しかし、本で勉強すると詰まるたびにググるので時間がかかります。
この頃のエリ狐を振り返ってみると、実務で応用できないタイプは以下に当てはまるのではないかと思います。
- 1つ1つの概要は分かるけど、どこで使えばいいのか分からない
- 教科書のソースは理解できるけど、実システムのソースは読めないし、書けない
- 効率の善し悪しが分からない
本では理解できてスラスラ書けるのに、実務でうまくできない理由は「ソース」が起因しているのではないでしょうか。
教科書のソースコードは「綺麗なコード」です。
一方、実務のコードはいろんな方々がメンテナンスをしているので人によって記述がバラバラです。
したがって体裁が整っていない「汚いコード」が多いです。
お金でスキルを買った件について
現在はお仕事でプログラミングをがっつりやっており、プライベートでもホームページを作ったり、エリブログを開設したりなどなどプログラミング力をフル活用しております。
恥ずかしいからあまり言いたくはなかったのですが…お金を払って1年間、人に教わっておりましたw(うちの師匠は神戸大学の准教授されてました
決して情報商材の売りつけやアフィリエイトをするわけではないのでそこのところよろしくお願いいたします!
■ある日のこと
このコースは一通り学べますよー
ど、どーしよう…
正直、高くて本当に迷いました。
本で勉強するのは限界を感じていたので、もしこの30万を投資して何も変わらなければ、IT業界で働くのは辞めようと決めました。
見切りをつける指標としてこのコースを購入しました。
プログラミング学習の内容については、後日ちゃんとまとめます!
何を勉強していいの分からない君へ
大体の会社勤めのエンジニアは、普段から勉強していないです。
おそらく、先輩や上司も普段から勉強などしていない方が多いでしょう。
大体の方は同じ業務を年々繰り返し、プログラミングを覚えていきます。
当時の先輩たちを見てきてこの辺は強くそう思いました。
したがって、その人たちのように月日が経てばその現場で困らない程度にはなるでしょう。
しかし、別の現場に行って違うシステム開発になってしまってはどうでしょう?言語が変わったらどうでしょうか?
覚える速度は以前より早いと思いますが、応用できるということは深く理解していることが前提となるので、理解していないと再び多くの時間を浪費するのです。
したがって、深く理解する必要があるのです。
プログラミングは言語が色々あり、書き方は異なりますが…考え方はほぼ一緒です。
1つの言語を完璧に習得することで、別の言語も少し勉強すれば同等に扱えるようになるのです。
そこで、自発的に「プログラミングを覚えたい!」と思ったことはすごく立派であり、チャンスなのです。
本で挫折したエリ狐が気づいたプログラミングを最短で習得する方法…近道は「人に教えてもらうこと」です。
と言いますか…、エリブログで学習ページを作ろうかな?
正直、ネットでは色々怪しい情報商材が多いので吟味と口コミは大切ですので、たくさん調べましょう!
もし自身の周囲に実績があり、信頼できる人がいるのであれば相談してみると良いです。
すぐに人に教えてもらえない場合は、職場の人たちが書いた「汚いコード」に慣れましょう。
教科書のソースコードは基本的に綺麗なコードですので、実務でコーディングをする際にはあまり参考になりません。
また、実務では効率速度など重要になる場合があるので、独自のロジックを組んでいたりするのでそのような部分をきちんと理解しましょう!
プログラミングは人に教えてもらいましょう。
自発的に勉強したい!と思った時が全てのチャンスです。
現在
オンラインのプログラミング学習を修了し、実務でがっつりコーディングを2年ほどやっております。
プログラミングを勉強したことで普段の仕事に大きな影響力がありました。
- コーディングでほぼ詰まらない
- 要件に対しての改修イメージが浮かびやすくなった(アルゴリズムなど)
- 信頼度が大幅に上がった
- プログラミングを教えて欲しいと言われるようになった(職場の新人くん)
後悔していること
良いことばかりかと思われるかもですが、デメリットもあります。
それは「たくさん仕事を振られること」です。
■よくあるパターン
ここ最近、本当にこのパターンが多いです。
現場の信頼度が上がることは嬉しい限りなのですが…それなら単価(月の報酬)をもっとあげてくr←
あと5年目から今の現場に常駐している子がコーディングができなくて、常駐して2年目のエリ狐に仕事を振るってどうなの!?と愚痴らせてくれ。
まとめ
社会人1年目はプログラミング知識がなさすぎて色々浪費していましたが、逃げずに向き合うことで今ではヌルゲーとなりました。
プログラミングを覚える最短の方法は「人に教えてもらう」ことです。
ただ、高額ですしハードルが高いのでまずは実務でできること「人のソースに慣れる」ことを頑張りましょう!
要望があれば、エリブログでプログラミング学習ページでも作ろうかと思います。