私たちは1日のうち3分の1以上は「労働」に人生の時間を捧げています。
そこでは様々な人と出会い、様々なことが起きます。
例えば「今期の営業成績を達成した!」「上司からまた怒られてしまった・・・」「うるさいクレームがきた」「昇格した!!」このようなことに一喜一憂します。
あなたにとって仕事とは何でしょうか?
あなたにとって仕事とは何でしょうか?
「生活のため」「暇つぶし」「自己実現のため」など働く目的があるはずです。
その中でも、生活のための仕事をしている方が多いのではないかと思います。
「生活のため」の仕事はあらかたしんどいものです。
しかし、同じ厳しい条件の仕事をしても、やる人によって感じる「しんどさ」や「レベルの質」が異なるのはなぜでしょうか?
また同じ状況に置かれた時に、ある人はやる気が出てきて、ある人はやる気がなくなるという差はなぜ生じるのでしょうか。
私は社会人1年目の頃から「これらのこと」がとても不思議でした。
もちろん個々の「スキル」の差はあると思います。
しかし根本的には、それら出来事に対しての「捉え方」の違いで変わることに気がつきました。
捉え方の違いとは
捉え方とは物事の見方や、個人が持つ価値観や概念です。
人それぞれ、同じ物事でも物事の見方や、それらに対する価値観が異なるため受けたときの気持ちが変化していきます。
例えば定時後に突発的な仕事を振られたとしましょう。
■Aさんの場合

今日中にこの企画書を完成させたいからやってもらえないかな?
分かりました〜。

Aさんは、おおらかに対応するため、寛大な心で受け止めることができます。
■Bさんの場合

今日中にこの企画書を完成させたいからやってもらえないかな?

Bさんは、自分の時間を乱されたくないのでトゲトゲしく対応します。
そのため、以降はイライラしています。
■Cさんの場合

今日中にこの企画書を完成させたいからやってもらえないかな?

Cさんは、「お金もらえるからー」と特に出来事に対しては無関心です。
出来事に対して右往左往するので疲れてしまいます。
このように同じ出来事でも捉え方によって人の感情は左右されるのです。
私たちのするべきこと
私たちは、仕事中に遭遇する様々な出来事や状況を全てコントロールすることはできません。
しかし、それらの捉え方はある程度コントロールすることができます。
エリブログの「働き方」のカテゴリでは、それら”捉え方”について仕事の価値観であったり、考え方について自身の経験や周りの尊敬できる方々のお話を聞いてまとめていくので、よろしくお願いいたします。