9月半にレイヤー界隈のツイッターのTLがやたら騒がしい日々があった。
そう、また何か炎上してコスプレ学級会が繰り広げられていた。
内容は、コプスレ衣装のレンタル仲介サービス「コスカリ」というサービスが何やらお祭り騒ぎになっていた。
今回はコスカリについて詳細を調べるとともに、自分なりの見解をツラツラ書いていきます。
色々コスカリについて賛否が分かれていると思いますが、自分も思うことをまとめていきます。
営業妨害ではないのであしからず。
コスカリって?
すぐさま詳細を調べるべく、まずはツイートを検索しました。
私もコスカリの件のDM9月頭に来たけどアンケ答えてくださいって言われても何が何だか分からない怪しい文で困るし、お金に困ってるならワガママ言わないでコツコツ貯めて衣装買った方がいいのでは?と思うんだけど。トラブルしか起きないでしょ pic.twitter.com/56C034zdLx
— あう🌻24 (@Antithesis___01) September 22, 2020
ツイ主さんの文章を確認するとレイヤーに”DMで営業”が来ているらしい。
コスカリのページ拝見してわかったこと
問題のコスカリHPを早速拝見してきましたー!
大体のサービスの概要をいかにまとめます。
コスカリは「衣装を持っている人と持っていない人をつなぐマッチングサービス」だそうです、
ざっくり利点?をまとめるとー次の通り(
- 衣装を貸せばお金が手に入る
- 貸すから必然と衣装の保管に手間や場所がかからない
- 軽率に”いい感じ?”の衣装が試せる
だそうです。
このサービスは、「貸し手」と「借り手」に分かれやりとりをするそうです。
①出品する
衣装の写真をアップロードして、借り手が現れるまで待ちます。
②送る
借り手が現れたら、レンタルの承認・拒否を選びます。承認した場合は衣装を借り手に送ります。
③又貸しする
次の貸し手が現れた場合、再度レンタルの承認・拒否を選びます。(衣装は手元には戻らず、前の貸し手が次の貸し手に送ります)
①選ぶ
一覧から借りたい衣装を選んで、貸し手に申請を送ります。
②借りる
衣装が届いたら、破損がないかチェックして、レンタル期間を楽しみます。
③次の人に送る
レンタル期間終了時に次の借り手が決まっている場合は、衣装を次の借り手に送ります。
という感じのようですが、正直フツーに誰でも思いつきそうな流れで”当たり前”すぎて面白味もありませんでした。
そして断言します。
これでは絶対に「トラブル」になります。
なぜかは後ほど!
気になる”料金”は?
気になるお値段ですが、フツーに高すぎるっっっっっw
コスカリって個人間のコスプレ衣装貸し出しサービスが始まるらしいのだけど、レンタル料9000円ってそこそこなお値段だよね?クオリティ求めてない人には高く感じるだろうし、レンタル料が元々の定価で決まるなら自作の衣装は対象にならない…?逆に自作の方のクオリティ高い衣装こそ借りてみたいのだが pic.twitter.com/3wg4zEBGZH
— ちのまい|D垢 (@nomai_cos) September 23, 2020
レンタル料は9000円だそうです。
普通に”そこそこなお値段”ですよね?
ツイートの通り「クオリティ求めてない人」には”高く感じる”値段だと思います。
またこのサービスは”女性のみ”ですので男性レイヤーは利用することはできません。
その点は少し安心なのかもしれないですねぇー。
コスカリについて思うこと
コスカリ Q.こんなお悩みはありませんか?
レイヤー A.ねぇよ pic.twitter.com/VBeodkHCMJ
— AKILA (@AKILA1101) September 23, 2020
本当、このツイートの通り…
「ありません。」
そう、コスプレイヤーであれば「衣装を借りる」ことってものすごくハードルが高いと思います。
このハードルというのは色々な意味があります。
あくまでエリ狐「は」ですが…
- 9000円なら+3000円で新品を買います。
- (自他ともに)汗が着くのが嫌だ
- そもそも知らない人に貸したくない
- 単に他人のニオイが好きじゃない
- 他人の衣装だとものすごーく気を遣う(むしろ疲れる)
9000円は…笑
市販の衣装であれば、流行りやキャラによっても変わりますが相場として大体1万円〜1万5千円くらいでしょう。
コスカリでは”9000円”とのことですので、正直もうちょっと我慢して新品を買った方が良いと思います。
例えば、このうち半分が利益になったとして、4500円で「衣装を貸したことによる不安」を考えると正直割りに合わないと思います。
少なからずエリ狐としては「他人に衣装を貸したくない」ので4500円貰う代わりにそれを許容できるかというと…ちょっと微妙です。
コスプレ衣装を借りるという概念がない
よく身内で衣装の貸し借りなどを聞きます。
しかし、これは”貸し借りに需要”があるというわけではないです。
なぜ貸し借りをするのかという、信用している友人同士でコスプレを楽しみたいからでしょう。
ある程度コスプレをやっていると併せは身内でやるよになっていきます。
それは「クオリティーを気にしなくて良い」「変に気を使わずに気軽にできる」「撮影に融通が効く」という理由があるからでしょう。
自分も最近では新規ばかりの併せには参加せずにほとんど友人レイヤーとの撮影になりました。
このように「知らない人から借りる」という概念はありません。
ぶっちゃけさぁ〜?
他人ごとのビジネスって儲からないんですよ。
なんでかというと、あくまで”他人事”だからです。
仕事が生まれる時って「困ってることがある」「問題がある」これがあるから仕事ができるんです。
そもそもその困っていることが「衣装を借りたい!」であれば”自分でなんとか”できます。
というか、そもそも借りる前提で「コスプレをするな!!」と思います。
よく学生が安く衣装を売ってくださいなどでコスプレ学級会が起きます。
このように”衣装”についてはかなりレイヤーは敏感であり、気をつけなければならないのです。
コスカリというサービスはおそらく僕の見解ですが発案者って絶対レイヤーじゃないでしょう。。。