コスプレ衣装の業者でCOSONSENやKOSEYA、コストモなど大手業者は「予約衣装」を出しています。
予約衣装のメリットとしては、”早い段階で手に入る”というところでしょうか。
デメリットとしては、キャラクター情報が出回る前ということもあり作りがいまいち…ちょっと解釈違いがあるというところが挙げられます。
今回は、先日ツイッターでこの「予約衣装」について注意喚起のツイートが結構な数リツイートされていました。
⚠️注意喚起
KOSEYA(@ KOSEYAJP )の予約衣装は買ってはいけません。以前からあまり評判が良くないのは知っていましたが、フォロワーさんからの口コミと同衣装の他業者よりまだ信憑性のあるサイトだったため購入しました。
なお、機械故障と試作失敗が高いにも関わらず該当商品は削除されていません。 pic.twitter.com/xyDv0TSoeE
— 本田ひよ🐰 (@1hiyo_cos) January 15, 2020
Google検索で実際に「KOSEYA」で検索すると…
わりと「届かない」など悪評がついています。
この記事ではKOSEYAを話題にしていますが”この業者はやめとけ!”とか”買わない方がいい”ということが言いたいわけではありません。
むしろツイート画像の通り、「間に合わないので返金します」という業者は真っ当な会社だと思います。
コスプレ業者のこれら「届かない」ということについては、どういうことなのでしょうか。
エリ狐も過去にいろんなコスプレ衣装業者を利用しました。
もちろん予定通り届いた物もあれば、届かなかった物、むしろ行方不明になった物もあります。
詳しくは過去記事をみてください!
【コスプレ】Amazonでコスプレ衣装を買うのはわりと博打【完全版】
それら経験を踏まえて「衣装が届かない」の想定しうる要因は…
- 海外空輸便は”天候”に左右される
- 税関で止められている
- 注文が多く入っており順番待ちが発生している
- そもそも注文が受領されていない
- 忘れられている
が挙げられます。
①や②は業者にはどうにかできる問題ではないので、一概に「業者」が悪い!ということは言い切れないです。
また③でよくあるパターンは中国の”旧正月休み”ということです。
多くの衣装業者は中国に衣装工場を持っており、そこから配送されることが多いです。
特に空輸便は台風などで飛行機が飛ばない場合には遅れが出てしまうのは当たり前です。
では、後悔しない衣装業者選びをするためにはどうしたら良いか
そもそも100%はない
初めて利用するコスプレ衣装の業者も、いつも利用して信用できるコスプレ衣装の業者もミスはあるし、間に合わないことだってあります。
私も過去にいつも利用している「コストモ」さんでさえも予定日に間に合わなかったこともありました。
注文する側としては、その日に間に合うように計画的に準備しているので腹が立つのもわかります。
当時の私もそう思っていました。
でも熱が冷めてから思うと「買う方もリスクを考えるべき」だって思ったんです。
ここで大事なことは「届かないからどうすべきか」というところです。
コンティンジェンシープランを考えよう
コンティンジェンシープランとは、予期せぬ事態に備えて、予め定めておく緊急時対応計画のことを言います。
IT業界のお話ですが、コンティンジェンシープランがあることで、チームは”予期せぬ事態”によって影響を受ける範囲を最小限にし、迅速かつ効率的に必要な対応ができます。
コスプレ活動に置き換えると「衣装が届かなかった時」にどうするのか自分の中でプランを考えておくことが良いでしょう。
- Amazonで代替衣装を購入する
- 自作する
- 仲の良い友人にお願いして衣装を貸してもらう
頭を下げて誘いを断る
自作という選択肢
最近のエリ狐のスタイルとしては、「業者で販売している衣装は業者で」「売っていない衣装は自作で」という感じです。
ある程度、自作ができるようになると可能性が広がります。
結局「予約衣装」は買い?なし?
一概に「予約衣装」は買っても良い!買っちゃダメ!ということは言えません。
メリット・デメリットを理解した上で、自分が”ここ!”という信頼できる業者から購入するのであれば「買い」です。
ここで大事なことは”届かないという私的な苛立ち”を
過去にエリ狐もあったのでめっちゃくちゃ気持ちはわかりますが、「次どうするか」と気持ちを切り替えた方が経験上良いと思いました。