コロナウイルスも落ち着いてきて、ジムでのトレーニングに復帰される方が増えた気がします。
社会人は仕事終わりにジムに行き、大体18時や19時ごろに利用されている方が多いと思います。
しかし繁忙期だったり、仕事がなかなか終わらずに残業している方はどうしても「深夜帯」のトレーニングになってしまいますよね。
私も仕事が忙しい時は12時前後にジムに行くということが少なくありませんでした。
この時に気になっていたことが次の2つでした。
- そもそも深夜帯の筋トレは大丈夫?
- 炭水化物はとってもいいの?
今回はこの2つについてまとめます。
そもそも深夜帯の筋トレは大丈夫?
どうしても深夜にしか時間がない、という方は少なくないはず。
確実に時間帯としては、夜より朝や夕方に筋トレをする方がいいようです。
なぜ深夜に筋トレを行っても効果が低いと言われているのでしょうか?
それは、上質な睡眠とストレスホルモンのバランスが関係しています。
上質な睡眠
就寝前の筋トレは効果的ではありますが、あまり激しいトレーニングをすると、交感神経を刺激し睡眠の質を下げてしまうので逆効果になってしまうのです。
深夜の筋トレも同じく、夕食や入浴を終えて体がリラックス状態になっている時間帯なので、筋トレによって交感神経が作用し、睡眠に影響が出てしまいます。
正直、深夜の筋トレは、デメリットばかりではありません。トレーニング内容によっては、効果的な場合もあります。
就寝前と同じく、深夜のトレーニングも糖分の消費が促されます。
これによって成長ホルモンが分泌され、筋肉がつきやすくなります。
ストレスホルモン
コルチゾールというのは人体に必須のホルモンの一種ですが、「筋肉を壊すホルモン」と言われています。
増加しすぎると、筋肉量の低下や低体温、不妊などの悪影響を及ぼしてしまうのです。
ストレスによって増えると言われており、深夜の筋トレや、日頃の筋トレのし過ぎ(オーバーワーク)なども増加の原因になります。また、このコルチゾールは、0:00以降、日中のおよそ6倍分泌されます。
これら2つより適度な運動量であれば問題ないのですが、過度な筋トレをしてしまわないように注意が必要です。
うっすら汗をかく程度と「激しすぎない」という基準を作ってトレーニングするのがいいと思います。
炭水化物はとってもいいの?
炭水化物をとっても良いか、とらない方が良いかは有酸素運動をする前に「筋トレをするかしないか」によって変わってきます。
もしも筋トレをする場合は、エネルギーが必要になるので炭水化物をとって良いでしょう。
しかし、筋トレをやらず有酸素運動のみということであれば、炭水化物の摂取は控えた方が良いです。
その方が内臓を動かさなくて済むので睡眠の質も上がると思われます。
また摂取しない方が、特に減量期においては進んでいくので良いと思います。
したがって、炭水化物の摂取は「筋トレをするか」「減量期か」で判断すると良いでしょう。