筋トレは毎日やっても大丈夫なのか?そんな質問を抱くことって1度はありませんか?
筋トレを始めたばかりの初心者の頃は、どのようにトレーニングをすればいいのか、どれくらいの頻度でやることがベストなのか分からないですよね。
せっかく筋トレをやるなら正しい方法で、効率よく理想の身体になりたいものです。
間違った方法で筋トレを行っていると、結果がでなくて萎えたり、ケガのリスクも高まってしまいますので、正しい筋トレを身に着けることは重要です。
今回は、「毎日筋トレすることは意味ないのか」という疑問について答えを出します。
筋肉痛の時こそ”筋トレ”?
今まで筋トレしなかった人が急に筋トレをすると、次の日筋肉痛だったり長引いたりします。
毎日筋トレをするとなると、常に筋肉痛の状態で筋トレするわけです。
ここで、筋肉痛の時に筋トレってしていい?って疑問に思ったことありませんか?
「筋肉痛の時こそ筋トレした方がいい」という意見もあります。
しかし、これは解釈違いがあるので注意が必要です!
僕は「筋肉痛の時は筋トレを控えるべき」と思っています。
もし仮に筋肉痛の時に筋トレをするのであれば、「動きの確認」をメインにするでしょう。
筋トレをした時にどこの筋肉を使っているのか、フォームは大丈夫かなど動きの確認をすることにします。
なぜかというと、筋肉痛の時に強い負荷をかけてしまうと怪我に発展する可能性が高いからです。
以前、「筋トレをすると風邪を引きやすくなる」というお話をしました。
実は筋肉痛の時は免疫が落ちているのです。
したがって、筋肉痛の時は「動きの確認(軽い負荷のトレーニング)」にするか、しっかり休むようにしましょう!
目的によってメニューを変えよう!
実は筋トレは目的によってトレーニングの方法が変わります。
皆さんの理想の身体は何ですか?
ボディービルダーのようなマッチョ、エクザイルのようなダンサー系の細マッチョなどいろんなマッチョがあります。
例えば、マラソン選手にガッチリしたマッチョの人って少ないですよね?
腕も細いですし、足もそんなに「マッチョ!!」というように太くはないです。
しかし、長距離を走り抜ける力があります。
実はこれは「筋持久力」なのです。
マラソン選手は毎日走り肺活量もですが、足腰の筋持久力を鍛えているのです。
毎日トレーニングしてオーバートレーニングにならないのは自分の体重(自重負荷)なのでなりにくいのです。
したがって「筋持久力」を鍛えたい人は毎日トレーニングするのがベストでしょう。
それも低負荷で、自分の体重でトレーニングするのが良いです。
一方、ガッチリしたマッチョになりたい。いわゆる筋肥大を目的とする方は高負荷のトレーニングが推奨されます。
筋トレの中級者〜上級者になってくると、トレーニングが上手になってきます。
トレーニングの内容が濃くなったり、効率を求めるようになるのです。
基本的にすぐ筋肉痛になったり、遅くても翌日は筋肉痛になります。
僕は「昨日よりも今日」「今日よりも明日」をモットーにトレーニングをしているので、しっかり休んで最大の力を発揮することを意識しています。
したがって、筋肉痛の場合や体調が悪い時はしっかり休みます。
最低でも1日〜2日は休むようにしています。
休むというのはジムに行かないということもありますが、基本的にはトレーニング部位を変えています。
例えば「胸が筋肉痛なら今日は脚を」「腹筋が筋肉痛だから今日は腕を」など、日によってメニューを変えています。
毎日やってもいいか見極める方法
とはいえど、やっぱり毎日やりたい!という方もいらっしゃると思うし、全然まだできる!という方もいらっしゃると思います。
ここで、僕が毎日やってもいいのか見極める方法を伝授しようと思います。
例えば、今日が腕立て10回3セットできました。翌日も同じメニューで10回3セットできたら問題ないです。
もしも昨日よりも「回数が減った」「負荷が落ちた」ということが出てきたらパフォーマンスが落ちているのでしっかり休むようにしましょう。
このパフォーマンスが落ちている時は筋肉の回復が追いついてない可能性が高いので「オーバートレーニング」になっています。
オーバートレーニングをしたら、必ず休んでからやるようにしてください。
人間の身体は不思議なことに体力がついてくるので、慣れてきたら回数をあげたり、重さをあげることで筋肉が強く丈夫になっていくので、適度にメニューを変える必要が出てきます。
まとめ
筋トレは毎日やっても問題ないです。
しかし、目的によって毎日トレーニングすべきか、休みを入れてトレーニングすべきか変わります。
- 筋持久力:低負荷で毎日筋トレするのが吉!
- 筋肥大:高負荷で休みを入れ高パフォーマンスで筋トレするのが吉!
毎日やっても良いか見極める方法として、昨日よりも「回数が減った」「負荷が落ちた」ということが出てきたらパフォーマンスが落ちているのでしっかり休むようにしましょう。
オーバートレーニングは筋トレの効率が低下するので、怪我につながったり、風邪をひいたりと今後のトレーニングに支障が出ます。
しっかりと自分の目的にあったトレーニングをすることが、自分の理想に近づく近道なのです。