2019年10月23日に”鴨頭嘉人”YouTuberさんの働き方についての講演を聞いてきました。
人が多くてびっくりしました。今回の参加者…なんと3000人!!
4時間という長い講演会でしたが、自分自身の「働き方」について価値観が変わりました。
その講演の中身を全部共有するのは難しいです。
しかし、講演の冒頭でコスプレイヤーの話をしていたので、きっとエリブログを読んでいる人に「共通するんじゃないかな〜」と思ったのでまとめますね。
それは「好きなことで生きていく」ということです。
この言葉を聞いた時…
と率直に思いました。
好きなことで生きていく
みなさん、この言葉を聞いてどう思いますか?
って思いますよね。
おそらく、このような考えの人が想像しているものは「サッカー選手」とか「歌手」など特定の職業でしょう。
好きなことをしている瞬間は…
好きなことをしている瞬間を思い出してみてください。
例えば「絵を描いている時」「歌を歌っている時」「ゲームしている時」など…
好きなことをしている時、人は自然と笑顔になったり、エネルギーが湧き、前向きな気持ちになりますね。
人はこの瞬間が一番輝いているのです。
これらを感じることは、大人になってしまったら、無理なのでしょうか?
好きなことに触れて働くことは無理なのでしょうか…?
「好きなことで生きていく」ことは、ごく一部のほんの限られた人たちしかできない、特別なものなのでしょうか…?
この記事は「誰だって歌手になれる」ということを言いたいのではありません。
そりゃ、40歳や50歳になってから「サッカー選手になる!」と言っても口だけでなれません。無理ですよ。
では、「サッカー選手になれなかったら好きなことで生きていけない?」ということは少し違いますよね。
「好きなことで生きていく」
まず、この言葉には「広くて深い意味」があることに気づいてください。
コスプレイヤーはすごい
講演では「好きなことで生きていく」という分かりやすい例として、我々コスプレイヤーのお話をしていました。
コスプレイヤーはコミケやハロウィンといったコスプレイベントで身体をはって楽しんでいます。
例えば冬コミ…
- どんなに寒い日でも、1日中野外にいる
- 一般の人はコートを切るような季節でも、薄着の衣装や露出高めの衣装を着る
このようにコスプレイヤーは撮影や交流のためには「身体」をはってます。
それはなぜか…?
それは、「その瞬間」を楽しんでいるからです。
コスプレイヤーにとって、イベントの日は「写真撮っていいですか?」「ぜひ繋がってきください!」などたくさんの人から言われる日だからです。
このように、コスプレイヤーにとって”注目される日”。
それがコスプレイヤーのイベントなのです。
そしてイベントが終わると、普段通りの格好に着替え、月曜日から会社にいくのです。
なんのために会社に行くのか…。
現場で一生懸命働いたお金で「コスプレをするため」に働くのです。
自分が働いた時間の価値を使い「なりたい自分になる」のです。
そしてまたコスプレのイベントがあったら、どんなに遠くても出かけて行って好きなことに触れている時間を感じます。
コスプレイヤーは、自分の大好きなアニメのキャラクターになりきって「心が震える時間」を過ごすのです。
いかがでしょうか。
コスプレイヤーとして食べていないから、コスプレイヤーが「好きなことで生きている」とは言えないのでしょうか。
コスプレイヤーは「好きなことで生きている」
今回の講演会を聞いて「コスプレイヤーは好きなことで生きている!」と思うようになったと共に、「好きなことで生きていく」という言葉には自分の考え方や捉え方の違いで変わると思いました。
自分が大好きなキャラクターになり、多くの人から注目をもらい、たくさんのコスプレイヤーの仲間と心と心で通じ合う時間が作れる。
それら好きなことのために、仕事を頑張れる。
好きなことに触れている瞬間…。
私たちは暗い顔ができなくなります。
好きなことに触れている瞬間…。
ため息や愚痴をこぼすことができなくなります。
考え方を変えるだけで誰でも「人は好きなことで生きていける」ということです。
でもそのために「自分は何が好きなのか?」を知ることが大事なので、自分の好きなことを見つけるところからスタートしてはいかがでしょうか。
余談
この話を聞いて、エリ狐が思い出したのは…レイヤーを始めるきっかけになった頃。
レイヤー同士で飲みにいったり、遊びにいったり、遠征したり…「コスプレイヤーさんってめちゃんこ楽しいそうだよね!」思っていました。
コスプレイヤーさんが輝いて見えました。
実際なってみたところ…
「めちゃくちゃ楽しいです。」
自分が輝いているかは別として、これからコスプレを初めてみたい!コスプレイヤーっていいなぁと思っている人たちは、おそらくエリ狐みたいな気持ちなんじゃないかと思います。
もしも、迷っているのであれば「やったほうがいい」と思います。
やってみて合わなかったらやめればいいのです。
エリ狐はそう思います!