こんばんは、エリ狐です。
IT業界で仕事を始めて6年目になり、業界のことも分わかり組織に属さない一匹狼な働き方に憧れが出てきました。
フリーランスとして独立しようか本気で悩んでます。
思い立ったら即行動しちゃう性格なもので…
先日、某エンジニア紹介会社のレ●テックとMi●Wo●ks社と面談をしてきました。
そこでの面談内容を踏まえて会社員とフリーランス、どちらがトータルして良いか色々考えてみました。なんか宣伝ぽくなってるかもだけど、違うからね!←
エージェントに色々聞いてみた
①市場価値を教えて?
とりあえず自分の「単価」を知る意味でも相談してみようかな…
と、いうことで某エンジニア紹介会社に登録する。
ここでは事前にスキルシートを提出して、後日エージェントと面談となる。
エリ狐様に紹介できる案件はおおよそ50万〜75万台となります。
月70万以上は魅力的…
まとめ①
- 約50万〜75万が市場単価(経験年数や言語で異なる)
エリ狐は業務系のシステム開発経験が多く、業界的には高くもなく低くもない…いわゆる普通でしたw
- 紹介サイトの金額は手取り
紹介サイトに掲載されている金額は紹介料を控除されている。
②ぶっちゃけ何歳くらいまで可能?
実際はどうなの?
アサインして貰える?
基本的には50歳までは問題ございません。
最長年齢は55歳のエンジニア様がいらっしゃいます。
でも、50歳を超えると案件が一気に少なくなります。
まとめ②
- 35歳以上でもエンジニアは可能!
20代〜30代後半が多く、やっぱりこの年齢になるとフリーも考えるんだなぁと感じました。
- 「会社員に戻る」か「会社を作る」の選択肢を迫られる
フリーランスとは言えど、案件がなくなれば「無職」となってしまいます。
やはり限界は50歳を超えると活動は難しくなるらしいです。その際に会社に戻ると言えどこの年齢からの転職は正直難しいと思います。したがって、会社を設立し経営者として起業するしかないかなぁ…。
③案件がなくて紹介して貰えない時期はあるの?
3月、6月、9月、12月は案件が多い月となっております。
フリーランスはここが怖いなぁ
まとめ③
- 案件が途絶えることはない
プロジェクトが終了する1ヶ月前よりエージェントが次の案件を紹介してくれるので、自身の都合が良ければ基本的に途絶えることはない。
- 報酬支払いサービスがある
一部のエンジニア紹介会社にはプロジェクトが突然終了した場合に、報酬額の80%を保証してくれるサービスがある。
面談を踏まえて考察してみた
「会社員」vs「フリーランス」本当の手取り額(生涯年収)
上記の通り、フリーランスとして65歳まで働くことは、正直難しいです。
これは希望した案件が、年齢や体力を理由に断わられたり、技術の進歩についていくことが難しくなるなるからです。
したがって、フリーランスには起業するか、再び会社員に戻る選択がやってきます。
しかし、ITを含め、フリーランスには転職に適した年齢があります。
業界の平均年収
IT・SEなどの情報通信業の平均年収は、575万円(平均年齢:41歳)
この年収を元に、 21歳入社時の年収を320万円(20万円×12ヶ月+賞与4ヶ月)
毎年127,500円昇給すると仮定すると、 41歳時に575万円、60歳定年時に8,172,500円の額面年収となります。
フリーランスは得なのか?
フリーランスは会社員と比較すると年収が高いと思っていました。でも税金面を調べることで実際は違うのでは?と疑問が生まれました。
会社員にあってフリーランスにはないもの…それは「退職金」と「厚生年金」です。
この将来貰えるであろうお金を手取り額に加算して「将来分込の手取り年収」を計算した結果、同じ年収では、会社員の方が手取り額は圧倒的に多くな流ことが分かりました。
上記の図の通り、同じ手取りのフリーランスの場合、は生涯年収は会社員より圧倒的に低くなってしまう。
根拠①
- 退職金について
40年(21歳~60歳)勤務した場合を仮定
満額退職金の平均額が40ヶ月、 1年あたり1ヶ月の退職金がでる(40ヶ月÷40年)と想定し、 その年の年収÷12ヶ月(=月額給与)を「退職金という貯金」とする。
厚生労働省:「平成25年就労条件総合調査結果の概況:結果の概要(5 退職給付(一時金・年金)の支給実態)」
- 老齢基礎年金(国民年金)
65歳から年額780,100円(平成28年度の額)貰えること、 また、日本人の平均寿命が83歳のため、合計18年間で総額「780,100円/年×18年」貰えると想定し、 この総額を勤労期間40年を掛けて毎年貯金しているとし、 一年あたり351,045円(780,100円/年×18年)÷40年)加算している。
- 老齢厚生年金
厚生年金保険料の報酬比例部分(毎月納めた厚生年金保険料に比例)。
加入期間に応じて最大480ヶ月(40年分)を65歳~83歳(日本人の平均寿命)まで毎年貰えることから、 平成15年以降加入の報酬比例部分の計算式を適用し、 その年の会社員の年収÷12ヶ月(=標準報酬)×5.481/1,000×18年(65~83歳)として加算している
30歳の平均業界年収と月単価50万で比較したところ、会社員の方がトータルで得していることがわかった。つまり、30歳では月単価50万円以下であると生涯年収は会社員の方が多いことが分かりました。
総評
月70万円以上の単価なフリーランスさんは別格として…
エリ狐の場合、業界平均より給与を貰っているし、昇給や会社でのポジションを考慮するとそれらを捨ててフリーランスになるメリットはかなり薄いと感じてしまった…。
また、フリーランスになると社会的信用が薄れることが最大のデメリットですね。
フリーランスに憧れはあるし、目先の利益に惹かれるけど今一度検討が必要だなと感じました。