メタボ解消を目的として体重を減らしたいなら、食事内容を見直すことが大事です。
メタボリック症候群の場合は、ダイエットなどとは違って、体重を落とすだけが目的ではありません。
カロリー制限をすれば内容は問わないということはないのです。
主食を選ぶ時は、精製されたものではなく雑穀米や雑穀パンを選ぶことで、栄養バランスを整えることができます。
雑穀にはたくさんの食物繊維が含まれ、コレステロールを下げたり、血糖値もゆっくりと上がります。
野菜やフルーツを積極的に食生活に取り入れることも、メタボリック症候群に効果があるといいます。
カリウムを多く含む野菜や果物を食事に積極的に取り入れるとによって、高すぎる血圧を下げる効果が期待できますし、腹持ちよくしっかりと摂取することが可能です。
魚介類も食事改善には効果的です。白身魚や、背の青い魚がおすすめです。
高カロリーで、コレステロールの含有量が多い赤身やあぶら身のお肉は、できるだけ減らした方が賢明です。
体重を減らすには肉より魚にシフトする方が効果的ですが、メタボになる人は肉が好きな人が多いようです。
これまで肉を食べていたぶんの一部を魚に切り替えましょう。様々な取組を行うことで、メタボではない体質になれるでしょう。
体重を減らしてメタボを解消するためには、体に負荷のかかるようなダイエットは避け、継続的に実践していくことです。
断食をしてダイエットを成功させるポイント
食事を一切摂らない断食で、体重を減らしダイエットをやり遂げたという成功談があります。
体重を減らすということだけを目的とするなら、断食は理にかなった方法といえます。
ですが、適切な断食をしていないと、ダイエットをするつもりが、体にダメージを与えてしまうことがあります。
身体に負担をかけすぎないダイエットを実践することがポイントです。
断食ダイエットは、まず期日を区切ってから実践します。
３日以上はかけずに、集中的に行うことが大事です。
もしも、長期的な断食をしたいと考えているなら、断食を専門的に指導している施設や、病院の判断を仰ぐことが大事です。
断食をしている間は、食べ物は摂りませんが、野菜ジュースや酵素ドリンクなど、健康維持に必要なものはある程度飲みます。
あくまでダイエットのために断食をしているのですから、水だけの本格的な断食をして体を壊すリスクは負えません。
断食をしている時は低血糖の症状になりやすいので、必要な糖分を補給するために、酵素ドリンクや野菜ジュースは飲みましょう。
断食ダイエットをすることで、腸の中に留まっていた便の排出を促し、便秘の症状緩和を目指すことができます。
断食ダイエットでは、断食が終わった後の回復食が重要であり、段階的に普段どおりの食事に戻します。
おかゆや雑炊など、低カロリーで消化に優しいものからスタートして、徐々に普段の食事に戻していきます。
