コミケや池袋ハロウィンなどの時期モノのコスプレイベントや、アコスタやTDCと言った月1で開催されるコスプレイベントなどなど、コスプレ活動する場が豊富です。
コスプレは性別や年齢に関わらずできるので、コスプレイヤーには幅広い年齢層がいます。
幅広い年齢層のレイヤーが多いことから、いろいろな問題が起こるわけですがその中でも良く話題になるのが「未成年のコスプレ活動について」です。
しかし、未成年者だからと言ってしっかりしている人も居れば、成人なのに”非常識な方”いわゆるヤバいやつもいます。
もちろん、コスプレは「趣味」ですので、「自由だ!」と言ってしまえばそれで終わりなのです。
しかし、「自由」と言うのは責任を取ることができる人に与えられるものです。
今回は完全に自分の意見ですが、社会人レイヤーとして「未成年者のコスプレ活動について」思っていることを書き連ねていきます。
金銭的な面
未成年だろうが成人だろうがコスプレ活動でわりと1位2位を争うトラブルは「お金」です。
コスプレはお金のかかる趣味です。
衣装やメイク用品の他、交通費や参加費などなど多方面にお金がかかります。
これら1回のコスプレイベントに参加すると掛かる費用諸々は過去の記事にまとめていますので、良かったらどうぞ!
したがって社会人のように「所得がある」ということはお金が必要な趣味にとって大事なことなのです。
併せを主催する側としても「この人ドタキャンしないよね?」「ちゃんとスタジオ代払えるよね?」というところが気になるところですので、「金銭的な自立」はかなり重要になります。
ツイッター上で募集している併せの事項にも「金銭面が自立していること」などは必ずと言っていいほど書かれています。
過去に「衣装買うお金がないから衣装を貸して!」という未成年の言動が問題になったことがありました。
そちらの内容について過去に取り上げていますので、ぜひチェックしてみてください!
これら金銭的な面は、お小遣いからの捻出でも家庭によっては保護者が出してくれている場合でも、保護者が承認・把握しているなら他人が口出すものではないです。
出してもらっている上で「お金が足りない」「学生だから…」という理由で周りをあてにするのは絶対にやめましょう。
保護者の承認・把握があり、自身のお小遣いでやりくりできる範囲で工夫して楽しむことが良いでしょう。
ルールやマナー面
イベント運営及び会場の提示するルールに則ってコスプレをすることはレイヤーとして、人としてあたりまえです。
したがって同じルールの上で楽しむことについては未成年だろうが「参加するな」と言う権利はありません。
最近は野外のロケーションやスタジオでの撮影が流行っており、イベント主催者が守ってくれるわけではありません。
したがって、個人のマナーや周囲への配慮が求められています。
特にロケーションやスタジオ撮影で何か問題を起こしてしまうと、コスプレイヤーの印象が悪くなり次回利用できなくなってしまうこともあります。
スケールは大きいですが、未成年の子たちが中心にコスプレ界隈を盛り上げていくことになるので、今のうちからアコスタやTDCなどのイベントに参加して「小さな失敗」を経験するのも悪いことではないと思います。
誰だって失敗はします。
その失敗を2度としなければいいので、小さいもので失敗して1つずつ改善していきましょう。
未成年に限らず…
これら2つは記載のとおり、未成年だけではなく成人にも該当します。
したがってコスプレ活動に関しては、未成年者も成人も関係なく「本屋へ行って本を買ったり」、「映画館へ行って映画を観たり」するのと同じです。
未成年者が、未成年者だけでコスプレイベントに参加しようが合わせをしようが、イベントのルールや一般常識を守っていれば何の問題もありません。
自己責任が法律的に通用しないのから未成年なので、迷惑被る成人側が避けるのは、「責任」が取れないからです。
コスプレ界隈でトラブル起こすのが1人でもいれば、未成年に限らず、「コスプレイヤー」全員が敬遠されます。
非常識なレイヤーが1人いるせいで、社会から「コスプレイヤーというのは最悪な人種」という目を向けられます。
だからこそこれら2つを守ることは大切なのです。
もしもこのようなことが意識できないのであれば、未成年であれ成人であれ、コスプレはやらないでほしい。