こんにちは、エリ狐です。
最近、ツイッターに連携された「コスプレ応援アプリ」の投稿画像がTLに流れてきます。
そこで今回は「Claps!」というコスプレ応援アプリについて、気になったので色々調べると共に、個人的に思うことが多々あるので書いていこうと思います。
あくまでもエリ狐の考察と自分なりに思っていることを書いているので、めちゃくちゃ利用していている方は回れ右してください。
アプリをDLしてみましたっ
最近ツイッターでよくこのアプリに投稿している方々のお写真共有ツイートを拝見するので気になってダウンロードしてみました。
ダウンロードすると、会員登録になるのですが…
会員の種類は次の2種類あります。
- 投稿会員
- 一般会員
投稿会員の場合には「健全なサービス運営を行う」目的として登録審査があります。
審査とは?
Claps!アプリへの画像投稿は、本サイトより投稿会員登録が必要です。(審査制)
Claps!から始まるあなただけのストーリーを紡ぎましょう。
twitterアカウントが必須
twitterアカウントが必須となるため、持っていないと「投稿会員」にはなることができません。
つまり…
審査にはツイッターが見られる、審査対象となるのでは?
審査基準については非公開となっているそうですが、ツイッターと連携する時点で審査対象の1つとしては確実にあるように感じます。
ここで1つ思うことが…
- 初心者レイヤーさんはフォロワーや活動実績の観点により入りにくいのでは?
- フォロワーが多い人の方が確実に有利では?
コスプレイヤーとしては、「もっと見てもらいたい」という思いから拡散目的の道具として利用するのが多いと思います。
もちろん、既存フォロワーが多い方の方が既存の評価や活動実績が多い分、当たり前の話ですが…始めたばかりの初心者レイヤーさんは審査が通りづらいように感じます。
個人情報が必須(住所・氏名・生年月日)などなど
コスプレイヤーのプロフィールの他に、その中の人の個人情報が必須となります。
たぶん、エリ狐の見解ですが…
運営が主催するイベントや企画は参加企業を募って行なっていたり、利用している企業が主催したりと何かと企業が絡んでいるので「健全なレイヤーさんしかいません!」ということをアピールするためだと思いました。
その他としては、ストーカーや嫌がらせなどの人的トラブル回避や抑制のためにも効果的かと思います。
ちょっと個人情報を入れるのは気が引ける…((
だって何に使われるのか分からないし、嫌じゃない?
使ったことないけど…
- 「審査」より、変なヤツやヤバいヤツが少ない
- twitterと連携しているので、ギャップが少ない
ビジネスモデルを考察
「推しを応援する」という行動はコスプレ問わず色々なジャンルであります。
ファンクラブに入会したり、ディナーショーに参加したり「推し活動」は色々あります。
わりと感じていること
頑張ってね!
なんと言いますか…「コスプレイヤーを金儲けの種としかみていない」ように感じてしまうのです。
どうしてそのように思うのかというと…コスプレイヤーにとって”利得が少ない”からです。
コスプレの楽しみ方は人それぞれですが、エリ狐は…
- 自分がコスプレするのが好き、楽しい
- フォロワーさんに会えるから楽しい
- 新しい繋がりができるから楽しい
と思っているので、広告よりも…”イベントを活性化”の方が利得をたくさん感じます。
確かに、「企業の広告に使ってもらえる」「コスプレで仕事ができる!」などなど、個人的にかかるステータスは大きいと思います。
しかしながら、その個人に「お金以外のメリット」はあるのでしょうか?
結局のところ、「イベントの表紙に載った!」「雑誌の1記事になった!」くらいで”利得が少ない”と思うのです。
応援コインシステム
コインで「いいね」する回数を増やすことができるため、推しのレイヤーさんにたくさん「いいね」することができるのです。
たくさん「いいね」されたレイヤーさんは、広告に掲載されたり、グランプリの権利を得られます。
1いいね回復するのに”10分”かかります。
そのため、推しレイヤーさんを上位にあげるためには、たくさんの人でプッシュするか、課金してコインを購入して応援しまくるしかないのです。
人が変わる
いいねしたくれた方は確認することができるため、お礼を伝えることも可能です。
キャラ作りを否定するつもりはないですし、それぞれのプロモーションがありますが…
と思うわけですよー。
遠くなったつもりもないのですよ!!(真意
今までは価値観とか思考が似ていたので好きだった友人が「いいね」を求めるばかり変わってしまった。
なんてことを周りからも聞きますし、自分でも感じたことがあります。多分思われたこともあると思う…。
コスプレイヤーはオタクです。芸能人ではなく、我々レイヤーはオタクであり、作品のファンなのです。
いいねの数から「芸能人気取りのレイヤー」が多いです。
個人的にはコインをいっぱい購入しても運営とその後ろの企業に持っていかれちゃうので、
「推しのアマゾン欲しいものリストの商品を買ってあげる」ことが本人に直接還元されて「推し事」としては最高なんじゃ?…と思うわけですよ。
コスプレに「基準」を作らないで!
なんかここ最近、やたらとコスプレに”基準”を設けるイベントが多いように感じます。
プロ化と多様化が進んでいると言った口で勝手に作った権威と基準に従えって同じオタクが一番嫌いなタイプ
コスプレイヤーなんて素人だし立派な企業様が権威付けてやれば簡単に囲いこめて稼げますよとか広告屋に言われて老害が信じちゃった感がハンパない
— ⋈しのかつ@デブ活女子応援キャンペーン中 (@momonikumuchi) July 29, 2019
皆さんはコスプレの基準って何だと思いますか?
エリ狐はですねー。コスプレに”基準は無い”と考えています。
確かに”併せ”となると、みんなで1つの写真を作るわけですから主催が設けることは考えられます。
しかし、イベントや写真投稿などみんなが自由に参加することに基準を設けるのは変な感じがします。
コスプレの基準とは…
だと考えます。
コスプレの併せでは、主催が参加者に対して”基準”を設けることは正しいと思います。
しかし、これはコスプレの基準というより「参加者の基準」です。
某ゲームのイベントのように著作元の公式が「この人は素晴らしい!!」と評価することは分かります。
しかし、全く関係のないコスプレ関連の事業会社や有名レイヤーさんが”基準”を設けることについては「???」と思うわけです。
最後に
応援アプリが流行るか流行らないかはさておき、いくつか「難しいんじゃない?」と感じることがあります。
①主力のSNSは変えにくい
Clapsを例にすると、「Claps→ツイッター」という形で写真投稿や周知となっていますが、もともと利用しているSNSを切り替えるって相当なハードルがあります。
エリ狐は面倒くさがりやなので、複数管理が苦手です。
お写真投稿…評価の確認。。。
というように、「時間と手間がかかり」やめてしまうことが多いと思います。
それは流行っていたコスプレイヤーの写真投稿サイトが衰退していった原因でもあるのではないかと考えます。
結局は「楽で、いろんな人が見ている」SNSに落ち着いてしまうのです。
閲覧の母数が限られている
基本的にClapsを利用する・DLしている人たちは、コスプレイヤーやカメラマンというコスプレ界隈の方がほとんどではないでしょうか。
ごくごく一部に”コスプレイヤーさんに憧れがある、好き!”という人もいると思いますが、会員登録した人たちと母数が限られています。
しかし、Twitterではコスプレに関係ない人たちの目に止まることが多いです。
Clapsアプリは、一般会員でもアプリDLと登録が必要ですので、「コスプレに興味がある人」の流動しかありません。
これらの理由により、結局のところコスプレ応援アプリを使わなくても、Twitterでよくない?となってしまいます。
応援することが本当の目的ならば…
優劣をつけると盛り上がることは分かりますが、企業にしかできない「コスプレ事業」をしてほしいと思います。
企業はお金も人脈も行動できる範囲も大きいわけですから、コスプレを通して●●できる!とか、「コスプレ+●●」というように貴重な体験ができる企画を作ってほしいです。
コスプレイヤーを応援することが本当の目的ならば、目先の利益だけではなく、イベントの整備・イベントの活性化・参加満足度など「コスプレイヤーの幸福度」をあげて…と思ってしまう今日この頃です。