こんにちは、エリ狐です。
実はエリ狐、去年の9月から中小企業診断士という国家資格をちょこちょこ勉強しています。
なんで勉強を始めたかというと、世の中知らないと損をすることだらけかつ、会社のことをもっと知りたかったからです。
中小企業診断士の受験生として、企業経営論の観点も踏まえて前職はどうだったのか、自身の転職は成功だったのか、色々まとめてみました。
※実はこの試験、激ムズなの…心折れてるの…
人事評価制度に不服だった
賞与や昇給の査定に「目標管理制度」が導入されている企業が多いです。
おそらく皆さんの会社にも同じような制度があると思います。
大体の企業は5年目くらいまでは毎年決まった額昇給していくと思います。
ぶっちゃけエリ狐は新卒で入社した会社を2年9ヶ月で辞めているので、人事評価についてはボーナスの査定くらいでした。
前職の会社は目標管理制度なるものを導入しており、それにしたがって評価されていく形でした。
目標管理制度とは、MBO(Management By Objectives)とも呼ばれます。
上司と面談の上で個人の業務目標を設定し、自主的に目標を達成する管理方法です。
目標管理制度のメリットは従業員の創意工夫や、やる気を引き出すことです。
目標設定や評価の面談により上司とコミュニケーションを取りながら仕事を進められます。
目標管理制度の問題点しては、まさにコレで…意図的に、目標を低く設定しがちになることや、若年者や業務によっては目標が設定しにくいこと、評価者の負担が増えることです。
上司(課長)と馬が合わなかった
エリ狐が所属していた課は30名くらいのデカいグループでした。
1つの課に5つグループがぶら下がっており、リーダーと一緒に仕事をやっておりました。
業務がSESゆえに、基本的に同じ課と言えど会うことは殆どありません。
そのため課長とは半年に1回会えるかどうかという関係でした。
■有給申請の出来事(良心的にメール全文晒しは控えました)
1時間後…。
なにこの言われよう…。
貴方ができるのは時季変更だけで拒否権はないぞぉ?
でも1ヶ月前なのにこの言い方は正直如何なものかと。。。
課長と会話することは殆どありません。
しかし評価は、直属の上司がするのではなく、普段会うことはなく…おそらく自分の下の名前も知らない方に評価されることが不服でした。
人事評価で最も注意しなければならないことは「公正な評価」をすることです。
しかし評価者も人間であるため、どうしても誤差が生じます。
この評価者の誤差のことを「心理的誤差」と言います。
心理的誤差にはいくつか種類があります。
ハロー効果
ある目立つ特徴があると、他の要素の評価もそれに引きづられて歪みが生じること。
※行動力があり目立つ人は仕事の成果がよく見えたり、おとなしい人の評価が悪く見えることです。
中央化傾向
評価に誤差をつけずに評価結果が中央によってしまうこと。
ほとんどの人が標準評価になることです
寛大効果
評価が甘くなること。
評価者が対象者の働きがわからず厳しい評価をつけられないこと。
論理誤差
評価する際に、何か1つでも優れている要素があると、別の要素も優れているはずと思い込んでしまうことです。
例えば、TOEICが高得点である場合に英語による営業交渉ができるはずと思い込むことです。
相関関係はあると思いますが、営業交渉の評価をする際に、TOEICの点数をベースにするのは間違いです。
対比誤差
評価者自身の能力や価値観を基準にしてしまうことです。
自分の専門分野に対して劣っていると低く評価をしてしまうことです。
まさにエリ狐の場合は「ハロー効果」に陥っていたと思いますし、評価者(上司)と馬が合わないゆえに今後が見えなかったので人事評価が嫌いでした。
人事評価はありますが、多面評価を採用されています。
※上司や同僚、部下、取引先など複数の評価者からの多面的な評価になります。
また考課者訓練があり、評価をする人に対して研修があります。
帰属意識が皆無だった
IT企業においては、客先常駐で仕事をすることが多いので、自分がその会社でないといけない理由が薄れてきます。
例えば、有名レストランのシェフであればその店の看板を背負っているわけで、ある程度責任のある立場で仕事がしたい思いがあります。
月に1度、管理職の会議があり企業運営について話し合いがあります。
また、社長との距離が近いのが1番の刺激になっており、今の会社しかできないものがあります。
2ヶ月に1度、課内会議があり、管理職会議で決まった内容の周知などがあります。
これらの後は必ず親睦会があります。
もちろん、会社の行事なので参加費は無しです。
前職ではプロジェクトの打ち上げ、歓迎会、新年会や忘年会は全部自腹でした。
新人ゆえに幹事を任されるので、強制参加でしたよ…。
新人の子より管理職のおっさんや5年目10年目の社員は新人より稼いでいるんだから…多く出そうよ←
って新人の頃は思ってた…w
今の会社は強制はなく、任意です。幹事もローテーションです。
このように会社が社員に少しでも還元しているところがあると、「せっかくだし、参加してみようかなぁ」ってなりませんか?
今の会社は皆んなが別々の作業をしているので、社員同士のコミュニケーションを大切にしています。
人で成り立っている企業は人との繋がりを大事にすることで成長していくと思います。
前職の企業で働いて、それらができていなければ成長しないと思いました。
謎のマジックタイムがあったから
マジックタイムの詳細については こちら を参考にしてください!
残業代は全て出ます。
結論
そして今の会社については、今の段階では大正解だったかなと思います。