これはエリ狐が小学校5年生に体験したお話です。
エリ狐の学校では毎年9月に持久走大会がありました。
1位~5位は賞状とメダルが、新記録を出すとトロフィーが贈呈されました。
やっぱり表彰されたいじゃないですかー!
メダルも欲しいじゃないですかー!
欲を言うとトロフィーも欲しいじゃないですかー!
と言うことで、学校から帰宅してからは体力作りを始めました。
すごーく余談ですが、小学4年生からミニバスケットボールクラブに所属していたので、
それなりに体力はありました。
エリ狐の地元は結構な田舎で…周りが田んぼ&畑でございます。
いつもの練習コースは家から2kmくらい離れたちょっと大きめの公園です。
いつもの如くランドセルを家に置いては公園を目指してランニングを始めるのです。
ちょうど半分走ったくらいでしょうか、背後に1台の白い軽自動車が迫ってくる…。
ランニングコースの道幅は狭く、車1台が走れる程度であるため、
「あぁ…エリ狐が邪魔だから抜かせないのか!」と気づきました。
ちょっと先に神社があるため、そこで抜いてもらおうとランニングを続けました。
神社に到着!
「ふぅ、ちょっと疲れたし…車が行ったらまた走ろう!」
抜かしてもらえると思ったら、その車も神社の境内に入ってくる…。
「あ!このおじさん、神社に用があったのか…それじゃー公園目指そう!」
…と引き返そうとした途端にその軽自動車が急旋回してエリ狐を追ってきた…!
「ヤバい!この人ヤバい…!」と小さいながらも危機を感じ全力で逃げることに…。
神社の近くに民家が1軒あった、その家に猛ダッシュで駆け込む。
その家は庭が広かったため、木陰にひっそりと隠れることに。
その間、軽自動車は家の周りをぐるぐる徘徊を始めた。
ちょうど20分くらいでしょうか…
長いような短いような時間が経ち車の気配がなくなった。
流石に怖くなって家まで全身全霊で無事に帰ることができました。
逃げ込んだ家の人はいないようでしたが、本当に感謝してます。
こんなお話ですが…昔から変な人いわゆる不審者にモテるらしくこんな体験色々してるんですよーw
最近はないですけど、大学生のころまでありましたw
でもショタ期は本気でモテてました(不審者から)
小さいお子さんがいらっしゃる方、お守り携帯や防犯ブザーを持たせた方が良いっす!