プログラミング

【プログラミング】美しいソースと汚ねぇソースの違いとは?【後編】

こんばんは、エリ狐です。

ちょこっと前編をアップした時より時間が経ってしまいました…。
前回はプログラミングに置いて美しいソースの3ヶ条をお話しました。

前回をチェックしていない…忘れちゃった!という方は…【プログラミング】美しいソースと汚ねぇソースの違いとは?【前編】をチェック!

今回は「美しいソースと汚ねぇソースの違いとは?の後編」です。

前半部分のおさらい

  • 複数のコードブロックで類似処理があったら、シルエットも同じようにする
  • コード列を整理すれば、全体の概要がわかりやすくなる
  • コードの見た目を表面上を改善すると、構造も改善できる

一貫性を持たせることで素早く簡単にソースを読むことができるとお話しました、

今回は美しいソースの3ヶ条のラスト「関連するコードをまとめてブロック化する」についてです。

宣言のブロック化

人間はグループや階層を1つの「単位」として考えます。

コードの概要を素早く把握してもらうには、「単位」を作る必要があります。

次のようなソースを見てみましょう!

別に悪くなさそうだけれど…?
うむ。悪くはないんだけれどね…ちょっとアレンジすると…!
エリ狐
エリ狐

このように特にひどいコードではありませんが…

メソッドの概要をすぐに把握できるような配置にはなっていない。

このような場合には、全てのメソッドを1つの大きなブロックにまとめるのではなく、論理的なグループに分けてあげると良いでしょう。

例えば…

いかがでしょうか!
プログラムの概要が把握しやすくなったと思います!

コードの行数は増えてしまったが、ずっと読みやすくなります。

このようにグループ単位に分けることにより、後に修正や改造をする際にコードを理解するまでの時間がかなり短縮できます。

コードを段落に分けること

コードを段落に分けると、一気に読みやすくなります!
そうなの?でもなんで?
小説とか読む?
小説って複数の段落に分けられているよね?
なんでか分かる?

なぜか…

  • 似ている考えをグループにまとめて、他の考えと分けるため
  • 視覚的に読んでいる場所をわかりやすくする
  • 段落単位で読み飛ばしができる

例えば次のようなコードは誰も読む気が起きないでしょう…

コードを段落に分けると一気に見やすくなります!

段落ごとに要約コメントを追加しました。

パッと見てソースが頭に入ってきませんか?
「ちょっと読んでみるかな」ってなると思います。

このようにコードを分割する方法は色々あります。
長い段落が好きなエンジニアもいれば、短い段落が好きなエンジニアもいます。

ここで大切なのは1つのプログラムで「一貫していること」です。

ここで前編でお話していた「一貫性」と繋がります。
一貫性があることで読みやすく理解にかかる時間が短縮されます。

それこそが「美しいソース」なのです。

前編・後編の総まとめ

プログラミングにおいて、美しいソースを書くために抑えるべきポイントは次の3つです。

エリ狐式〜美しいソースの3ヶ条〜
  • ソースに一貫性を持たせる
  • 似ているコードは「シルエット」を似せる
  • 関連するコードをまとめてブロック化する

前編・後編をまとめると「一貫性のあるソース」=「美しいソース」ということです。

ソースの「美しさ」意識することで、表面上の改善だけではなく、プログラムの構造も改善することができます。

ぜひ、実践してみてください!
エリ狐
エリ狐